pxをemに変換する際、15px は 15 / 16 = 0.9375 なので 0.9375em と表現されているCSSを見かけます。
これはあくまでもpx単位を元に変換したものであり、必ずしもpxに一致する必要は無く、em単位でそのまま記述すれば良いのです。
これまで慣れ親しんできたpx単位からem単位への移行として一覧表を作成しました。
0.1em刻みで記載してありますが、16px=1emより小さく14.4px=0.9emより大きいサイズは、間の 0.95em でいいでしょう。0.95emは15.2pxになります。15pxに合わせる為に0.9375emと書くのはナンセンスだと思います。

15px = 0.9375em と書きたいシーンは有るでしょうか?
画像はpx単位ですのでそれに合わせたい場合? ビットマップフォントへの対応? ちょっと考えにくいですね。
フォントサイズについては、pxを基準ではなく、emを基準で考えればいいだけです。

最初は計算機能が無いリストだけを作成しました。pxの肌感覚と同様にemも肌感覚で覚えればいいと思ったからです。
実際にその通りで肌感覚でウェブサイトは構築できます。ただし、「そんな一覧表だけのページが許されると思ってる?」 と何やら天の声が聞こえてきましたので計算機能を付けました。
計算機能は私が使いやすいように小数点以下を丸めた数値を表示します。一応万人に使いやすいように丸めない数値も表示しました。
各数値はクリックすればクリップボードにコピーされます。

この記事は2023年9月時点のものです。
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