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Production Case 3 | KEYBOARD

プログラマ用キーボード

これまでに、そして現在使っているキーボードには長年不満を抱いていました。そこで、アイデアを3Dグラフィックで表現してみました。
名付けて「デスクトップ用プログラマ御用達キーボード」です。
大きくキー配列を変えてしまうとパソコン間で操作に戸惑いが出ますし、客先ですらすらキー操作ができずにタイムロスをしてしまう事になります。
そこで、日本語キーボードを基準にちょっとアレンジしてみました。
大きく特徴的なのが以下の2点。
1.記号専用キー装備。
2.テンキーにカンマキーを装備。

基本的にプログラムコーディング時にはマウスを放して両手でキーボード操作を行います。その場合は特に不満は感じませんが、コーディングが一通り終わってプログラムの見直しやデバック時に不満を抱きます。 右手でマウスを操作しながら、"#$%&'(){}などのキーを打ちたくなったとき、左指がまるでツイスターゲームの様になっていませんか?
(2016年7月)

[ツイスターゲーム:画像はWikipediaより]

特に連続でシングルクォートを打ちたくなった時など、途端に打キー速度が鈍ってしまいます。

そして、テンキーにカンマを設置。これはプログラムコーディング時ではなく、全般的に数値入力時に助かります。
123,456,789円などのカンマ桁区切り数値の入力時に重宝するでしょう。

その他の特徴としては、テンキーを後方にずらして、マウス操作の邪魔にならないようにしました。
Esc,Ctrl,Shift,BackSpace,Enter,矢印の各キーは前後左右にいずれかのスペースがあります。これは外せない条件です。よく使うキーであり、手探りでも確実に操作できるようになっています。 たまに客先でCtrlキーとWindowsキーが入れ替わった配置のキーボードを見かけますが、使いにくいことこの上ないです。
LEDの色は最近グリーンが多いですが、イエローにします。ホワイトのキーボードにグリーンは少しミスマッチです。本当はグリーンとイエローの中間色ぐらいがいいのですがコストの事を考えるとイエローになるでしょうか。 ちょっとレトロっぽくなってしまうかも知れませんので用相談です。
フルキーボードでありながら、横幅はコンパクトに、縦幅もパームレスト排除でコンパクト。 私自身、パームレストがありがたいと思ったことは一度もなく、単にスペースの無駄に思えます。これは個人の好みですね。プログラマはブラインドタッチができずに、機関銃の様に打ちますのでパームレストには触れません。私もそうです。

キーボードの色は最近ブラックが多いですが、私が使っているキーボードはホワイトで、まだまだ健在です。ブラックのキーボードも違和感なく使えますが、大抵、ディスプレイ内では白地に黒文字なので、キーボードも白地に黒文字がスムーズに打鍵できるような気がします。

もしタイムマシンに乗って現在のQWERTY配列の発明者に会えるならば、「オーをゼロの位置から離してください」とお願いします。
(2016年7月)

私が考えるプログラマ用キーボード

私が考えるプログラマ用キーボード 2

バリエーションとして、こちらのキーボードも提案します。
方向キーの所に何やら見慣れないキーが2個ありますが、これは「左キー8連打」「右キー8連打」というキーです。
「Ctrl+左キー」「Ctrl+右キー」で単語毎にカーソルを移動させることは出来ますが、アプリケーションによってその挙動はまちまちであり、実際にキーを押してみないとどこで止まるかは読みにくい面があります。 よって、目的地を追い越して、また戻ってというロスが必ず生じます。
このキーがあれば、キーを押せばカーソルがどこへ移動するのか読みやすく、行き過ぎて戻すという事はなさそうです。
ちょっと邪道な気もしますが、これがあるとかなり便利でしょう。
(2016年7月)